ヒューマンエラー・航空事故を起こさないパイロット育成を目指しています。
義務1 人命の保護・安全の確保が最優先事項
人命の保護を常に忘れないこと。 第三者の身体・第三者の財産に危害を加えることが絶対に無い状況でのフライトを行うこと。 慣れ、自信、慢心、過信、その様な状況でのフライトを行わないこと。
義務2 関係法規・法律・ルール・運用ガイドラインを遵守
ドローンを運用するにあたり必要な関係法規の理解をするとともに、無人航空機を運用するすべての人が安全に運用できるように心がけること。
義務3 機体の飛行前・飛行後点検の実施
飛行前点検、飛行後点検を必ず行うこと。少しでも機体やコントローラーに不安な挙動がある場合には障害が解決するまで飛行は行わないこと。 飛行時に不安定な挙動やコントロールが不安定な場合には直ちに飛行を中止すること。
義務4 飛行前フライトプランの作成および現地目視ロケハンの実施
ドローンを飛行する前には必ず飛行エリアの目視確認を行うこと。 その現地調査を元にフライトプランを作成すること。 不安要素の確認の実施(電波障害・障害物・地形特有の風など)
義務5 ドローン飛行時の注意喚起
操縦者自身が自己に対して飛行エリアの障害ポイントを注意喚起すること。 ドローン飛行時に近づいてくる第三者に対して危険があることの注意喚起を行うこと。(離陸時・着陸時に第三者が介入することもある為)
義務6 ドローン飛行段階での障害物高度確認の実施
操縦者がドローン飛行を行いながら自身でナビゲーター作業を行い、飛行エリア内の障害物高度を確実に押えること。 この高度確認により、GOHOME発動時の衝突回避する高度設定が有効となる。
義務7 ドローン機体特性の把握
ドローン機体の特性を把握すること。降下時は失速が起こりやすく墜落の危険が高い。 横風により機体が真横に向く(プロペラが地面に対して直角)と瞬時に墜落する。 強風時に降下する場合にはサークリング軌道を描きながら降下するか、機体を前後に舵を充てながら降下すると墜落の危険が少なく、より早く高度を下げることが可能となる。